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1歳差きょうだいのインター成長記

子どもの適応

きょうだいで通うインターの日々

こんにちは、Saoriです。マレーシア・ペナンに移住して3年半以上が経ちました。長女のHikariは2018年生まれの7歳、長男のZenは2020年生まれの5歳。ふたりとも現地のインターナショナルスクールに通っています。

今日は、1歳半差のきょうだいが同じインターで過ごす中で見えてきた「成長の違い」と「環境の力」についてお話しします。次女のYukariは2024年8月生まれでまだ1歳半。学校には通っていませんので、今日の話はHikariとZenの体験が中心です。

同じ学校でもクラスは別々

HikariとZenは同じインターナショナルスクールに通っていますが、学年もクラスも違います。HikariはYear 2、ZenはYear 1です。1歳半差なので、日本なら同学年になることもありますが、インターナショナルスクールでは誕生日で学年が区切られます。

うちの学校は8月生まれから翌年7月生まれまでが同学年。Hikariは2018年生まれなのでYear 2、Zenは2020年生まれでYear 1です。約2学年の差があるので、学校内でふたりが一緒に過ごす時間はほとんどありません。

朝の送り迎えで見える違い

朝、学校に着くとHikariは真っ先に友達のところへ走っていきます。振り返りもせずに「バイバイ」と言って去っていく姿は、もうすっかりお姉さんです。一方Zenは、私の手をぎゅっと握ったまま「一緒にいて」と目で訴えます。担任の先生が迎えに来て、なだめられながら教室に入っていく毎日です。

同じ親から生まれても、性格も適応のスピードもまったく違う。当たり前のことですが、目の当たりにすると改めて驚かされます。

言語習得のスピード差

インターに通い始めてからの英語力の伸び方も、ふたりで大きく異なります。Hikariは移住した当時5歳。日本語もある程度固まっていて、英語はゼロからのスタートでした。最初の半年はほとんど話せず、先生の指示も半分くらいしか理解できていなかったと思います。

でも、1年が経った頃から急に話し始めました。今では友達と英語で笑い合い、宿題も英語でこなしています。日本語も忘れずに使えているので、バイリンガルとしてバランスよく育っていると感じます。

一方Zenは、移住した時点でまだ3歳。日本語も完全には固まっていない状態でした。ところが、英語の吸収が驚くほど速い。Hikariが半年かけて覚えたフレーズを、Zenは2ヶ月で使いこなしていました。今では家でも英語と日本語を混ぜて話すことが増えています。

年齢と言語の臨界期

言語習得には「臨界期」があると言われます。3〜12歳が最も柔軟に言語を吸収できる時期です。Zenはそのど真ん中でインターに入ったので、英語の習得がスムーズだったのでしょう。Hikariもまだ十分に間に合う年齢ですが、やはり差は感じます。

もし教育移住を検討されているなら、年齢は大きな判断材料です。3〜6歳で移住すれば、日本語と英語の両方を自然に身につける可能性が高い。7歳以上だと、日本語の維持に意識的な取り組みが必要になります。

きょうだいで競争し合うメリット

クラスは別々でも、家に帰ればふたりは一緒に過ごします。Hikariが宿題をしている横で、Zenも「僕もやる」と言ってワークブックを開く。兄姉の姿を見て、自然と学習習慣が身につくのは大きなメリットです。

また、学校での出来事を報告し合うのも良い刺激になっています。「今日、Hikariが発表で褒められたんだって」と聞けば、Zenも「僕も頑張る」と言います。競争というより、お互いを認め合いながら成長している感じです。

注意すべきは比較しないこと

ただし、きょうだいを比較するのは禁物です。HikariはHikari、ZenはZen。同じ環境でも伸び方や得意分野は違います。Hikariは読書が好きで、Zenは体を動かす遊びが得意。それぞれのペースを尊重することが、長い目で見て子どもの成長につながると実感しています。

教育移住の判断材料として

最後に、教育移住を検討されている方へのアドバイスです。きょうだいで年齢差がある場合、移住のタイミングは「上の子の年齢」で決めるのが基本です。下の子は自然と環境に馴染みますが、上の子の適応には時間がかかるからです。

うちの場合、Hikariが5歳の時に移住しました。今振り返ると、ギリギリのタイミングだったと思います。もしもう1年遅かったら、Hikariの英語習得はもっと大変だったかもしれません。

最新の為替レートは1 MYR = 39.46 JPY(2026年6月11日現在)。ペナンのインターの年間学費は50万〜80万円程度。日本と比べると半額以下で国際教育を受けられる環境です。

きょうだいで同じ学校に通える安心感と、それぞれの個性を伸ばせる環境。教育移住を考えるなら、ぜひ「きょうだい全体の成長」という視点も含めて検討してみてください。

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