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ペナン移住で変わる子どもの自己肯定感

子どもの適応

自己肯定感が育つ環境とは

こんにちは、Saoriです。マレーシア・ペナンに移住して3年半が経ちました。長女のHikariは小学2年生、長男のZenは年長クラスに通っています。次女のYukariは1歳半で、まだおしゃべりが楽しい時期です。

最近、Hikariの学校の先生から「Hikariはクラスで積極的に意見を言える子です」と言われました。日本にいた頃の彼女は、人前で話すのが苦手で、いつも私の後ろに隠れていたのです。この変化に、私自身が驚いています。

日本の教育とマレーシアの違い

日本で小学校教諭の免許を取った私から見て、両国の教育には決定的な違いがあります。日本の教室では「正解を早く答える子」が評価されがちです。一方、マレーシアのインターナショナルスクールでは「自分の考えを持つこと」自体が評価されます。

Hikariの学校では、毎朝のサークルタイムで「今日の気分は?」と聞かれます。最初は「わからない」と答えていたHikari。でも、先生が「どんな色の気分?」「天気で例えると?」と引き出してくれました。半年後には「今日は青い気分。算数のテストがあるから緊張してる」と、自分の感情を言葉にできるようになりました。

間違いを恐れない力

Zenのクラスでも印象的な出来事がありました。工作の時間に、のりをテーブル中にこぼしてしまった子がいました。日本の保育園なら「ちゃんと使いなさい」と注意されるところです。でも、ここの先生は「わあ、大きな実験になったね!どうやって片付けるか考えよう」と言いました。

この対応に、私はハッとしました。失敗を「悪いこと」と教えるのではなく、「学びの機会」に変える。この姿勢が、子どもの自己肯定感を育むんだと実感しました。

親の価値観も変わる瞬間

移住当初、私は「英語が話せないとダメだ」と焦っていました。でも、学校の先生に「言語はツールであって、人格ではありません」と言われ、目が覚めました。

今では、HikariとZenが英語と日本語を混ぜながら話す姿を見て、言語は「伝える手段」であって「評価基準」ではないと理解しています。子どもたちは、間違った英語でも堂々と話します。その自信は、日本にいた頃にはなかったものです。

兄弟の関係性にも変化が

面白いのは、兄弟げんかの内容が変わったことです。日本では「おもちゃの取り合い」が多かったのが、今では「英語の単語の言い合い」になりました。「elephantのスペルはe-l-e-p-h-a-n-tだよ」と兄のZenが妹に教える。Hikariが「違うよ、e-l-e-f-a-n-tだよ」と訂正する。そんな日常が、自然と学びになっています。

教育移住のコストと効果

教育移住には確かにお金がかかります。HikariとZenの学費は年間で約60万リンギット(2026年6月23日現在のレートで約2,340万円)。決して安くありません。でも、この投資で得られる「自己肯定感」や「多様性を受け入れる力」は、日本ではなかなか得られないものだと思います。

具体的な変化の実例

先日、学校の発表会がありました。Hikariはステージ上で、自分の書いた詩を朗読しました。テーマは「私の家族」。日本語と英語の両方で発表し、間違えても笑顔で続けました。

終わった後、彼女が言いました。「ママ、緊張したけど楽しかった。またやりたい」。この言葉を聞いて、移住して良かったと心から思いました。

最後に

教育移住は、子どものためだけではありません。親である私たち自身も、新しい価値観に触れて成長します。自己肯定感は、子どもだけでなく、家族全体で育んでいくものだと感じています。

もし教育移住を検討されているなら、まずは短期の体験入学から始めてみることをおすすめします。我が家も最初は3週間の滞在からスタートしました。子どもの変化を目の当たりにすると、その価値が実感できるはずです。

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