今日は、ベトナムから届いたニュースが気になりました。テスラ・スクールという学校が、国際バカロレア(IB)プログラムの選択肢を拡大したそうです。ベトナムで、です。
「え、なんでベトナム?」と思われるかもしれません。でも、このニュース、教育移住を考える私たちにとって、とても示唆に富んでいるんです。
アジアで加速するIBの標準化
テスラ・スクールはベトナムのハノイにある私立校。今回の拡大で、より多くの生徒がIBを選択できるようになります。ベトナムは近年、経済成長が著しく、教育への投資も活発です。
この流れは、ベトナムだけの話ではありません。タイ、シンガポール、インドネシア、そしてマレーシア。アジア全域でIB認定校が増えています。
理由は明確です。国際的な大学進学を目指す家庭が増えているから。IBは世界中の大学で評価が高く、特に欧米のトップ大学では「最も準備ができているカリキュラム」の一つとされています。
マレーシアのポジションを再確認する
このニュースを見て、改めてマレーシアの立ち位置を考えました。マレーシアはアジアの中でもIB校が非常に多い国の一つです。
例えば、ペナンのUplands校。歴史も長く、IBのノウハウがしっかり蓄積されています。KLにはISKLやAlice Smithなど、さらに選択肢が豊富です。
我が家のHikariとZenも、ペナンのインターナショナルスクールでIBカリキュラムを学んでいます。彼らが通う学校では、IBの探究学習が日常的に行われていて、「なぜ?」を考える習慣が自然と身についています。
ベトナムでIBが拡大するということは、アジア全体で国際教育の質が底上げされている証拠。その中で、マレーシアは「コストパフォーマンス」と「質のバランス」で優位に立っていると感じます。
「英語ができればいい」では足りない時代
テスラ・スクールのニュースが教えてくれるのは、もっと根本的なことです。
「英語が話せる」だけでは、国際社会で戦えなくなってきている、ということ。
IBの探究学習では、自分の意見を英語で構築し、議論し、論文にまとめる力が求められます。単なる語学力ではなく、思考力や表現力が試されるのです。
Hikariが小学1年生の頃、学校から持ち帰った課題に驚きました。「自分の好きな動物について調べて、クラスで発表しよう」。まだアルファベットを覚えたばかりなのに、図鑑を調べ、絵を描き、簡単な文章でまとめていたんです。
日本の小学校では、1年生でここまでの「探究」はなかなか経験できません。この差は、学年が上がるごとに開いていくのを実感しています。
教育移住を検討するなら「今」な理由
最新為替情報を見てみましょう。1 MYR = 39.99 JPY(2026年5月12日現在)。円安傾向が続いていますが、それでもマレーシアの教育費は日本国内のインターナショナルスクールよりはるかにリーズナブルです。
日本のインターは年間200万円〜300万円が一般的。一方、マレーシア・ペナンのインターは年間80万円〜150万円程度。為替の影響はありますが、それでも半額以下のケースが多い。
しかも、IBの質は決して劣りません。むしろ、多国籍な環境で学ぶことで、異文化理解や多様性への適応力が自然と育ちます。
Zenが最近、クラスメートに「なんで日本語と英語とマレー語を話せるの?」と聞かれたそうです。彼は「だって、みんな違う言葉を話すからね」と答えたとか。6歳でこの感覚。これこそ、教育移住の大きな価値だと思っています。
ベトナムのニュースから学ぶ、移住先選びの視点
テスラ・スクールのIB拡大ニュースは、教育移住を考える私たちに、新しい視点をくれます。
「どこに移住するか」だけでなく、「その国でどんな教育が受けられるか」を、もっと長期的に考える必要がある、ということです。
ベトナムも経済成長が続けば、教育の質はさらに向上するでしょう。タイも同じ。シンガポールはすでに最高峰ですが、コストは日本の比ではありません。
マレーシアの強みは、質とコストのバランスに加えて、「段階的移住」がしやすいこと。まずペナンで慣れて、子どもの成長に合わせてKLへ、そして必要ならシンガポールや欧米へ。このステップを踏める環境は、アジアでも限られています。
最後に:子どもの未来に投資するということ
我が家の次女Yukariはまだ1歳半。学校には通っていませんが、兄姉の影響で英語の歌を口ずさむようになりました。子どもの吸収力には、毎日驚かされます。
教育移住は、決して楽な選択ではありません。言葉の壁、文化の違い、家族のサポート体制。課題はたくさんあります。
それでも、アジア全体で国際教育の水準が上がっている今、「日本で普通に育てる」という選択肢だけが正解ではない、と私は思います。
テスラ・スクールのニュースは、教育のグローバル化が、もはや一部のエリートだけのものではないことを教えてくれています。あなたの家族にとって、最適な教育環境を選ぶヒントになれば嬉しいです。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう。

