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大阪のIB認定校が示す教育の本質

なぜ教育移住か

大阪で広がる国際バカロレアの波

先日、こんなニュースが飛び込んできました。大阪・豊中にあるAiwin International Schoolが、国際バカロレアのPYP(Primary Years Programme)の正式認定を取得したそうです。3歳からの探究型学習が認められた形ですね。

私、Saoriはマレーシア・ペナンで3人の子育てをしながら、教育移住のリアルを発信しています。長女Hikari(7歳)と長男Zen(5歳)はインターナショナルスクールに通い、次女Yukari(1歳半)はのんびり家庭で過ごしています。

日本の教育現場で国際バカロレアが広がる動きは、私たち教育移住を選んだ家族にとって、とても興味深いテーマです。

IB PYPが3歳から始まる意味

Aiwin International Schoolは、幼児期から探究型学習を導入します。PYPは「知識を暗記する」ではなく「自ら問いを立て、調べ、考える」力を育てるプログラム。3歳という早期からのスタートは、子どもの自然な好奇心を最大限に引き出す絶好のタイミングです。

Hikariが通うペナンのインターでも、PYPの考え方がベースになっています。彼女が5歳の頃、教室で「なぜ空は青いの?」という問いから、色の三原色や光の反射について調べるプロジェクトが始まりました。先生が答えを教えるのではなく、子ども自身が実験や図鑑で調べるスタイル。最初は「まだ小さいのに」と思いましたが、子どもは驚くほど主体的に学びます。

日本の公立校でも少しずつ「探究」の要素は入ってきていますが、IBのように体系化されたカリキュラムで3歳から始められるのは、大きなアドバンテージです。

国内IBと海外インター、選択肢の広がり

Aiwinの認定取得で、関西圏でもIB教育の選択肢が増えました。東京や大阪だけでなく、地方でもIB認定校が増えれば、教育移住を考える家族の選択肢は確実に広がります。

ただ、ここで一つ考えたいのが「国内IB校」と「マレーシアのインター」の違い。国内のIB校は学費が年間150〜250万円程度。一方、ペナンのインターは年間80〜150万円(1 MYR = 40.04 JPY、2026年5月9日現在)で、同じIB教育を受けられます。

為替を考慮すると、マレーシアのインターは国内IB校の半額以下で運営できるケースも。さらに、英語環境が24時間続く点や、多国籍の友達と過ごす日常は、国内では得難い体験です。

探究型学習が育む「本物の力」

IBの探究型学習で育つのは、単なる英語力や知識ではありません。「自分で課題を見つけ、解決する力」です。

先日、Zenが学校で「どうして葉っぱは緑なのに、秋には赤や黄色になるの?」というテーマで調べ学習をしました。彼は図書館で本を借り、タブレットで動画を見て、最後にクラスでプレゼン。たった5歳で「クロロフィル」という言葉を覚えて帰ってきました。

こうした経験は、日本の詰め込み教育ではなかなか得られません。Aiwinのような学校が国内で増えれば、わざわざ海外に出なくても、質の高い探究型教育を受けられる家庭が増えるでしょう。

教育移住は「手段」であって「目的」ではない

とはいえ、私は「日本にIB校が増えたから移住は不要」とは思いません。教育移住は、子どもの教育環境を変える「手段」の一つ。国内IB校もマレーシアのインターも、それぞれに良さがあります。

重要なのは、家族の価値観や経済状況、子どもの性格に合った選択をすること。Aiwinのニュースを見て、「日本でも選択肢が増えた」と前向きに捉えつつ、マレーシアならではのコストパフォーマンスや多文化環境の魅力も、ぜひ知っていただきたいです。

教育移住を検討する際は、ぜひ複数の選択肢を比較してみてください。国内IB校の見学と同時に、ペナンやKLのインターも視野に入れる。その上で、ご家族にとって最適な道が見つかるはずです。

まとめ:選択肢が増えることは、家族の未来が広がること

Aiwin International SchoolのIB PYP認定取得は、日本の教育が少しずつ世界基準に近づいている証拠。私たち教育移住家族にとっても、国内に質の高い選択肢が増えるのは心強いニュースです。

ただ、円安が進む今(1 MYR = 40.04 JPY)、マレーシア教育の実質価値はむしろ高まっています。国内か海外か、どちらか一方ではなく、両方の情報を集めて比較する姿勢が、これからの時代には必要だと感じます。

HikariとZenがペナンで得ている「自ら学ぶ力」は、国内でも海外でも通用する一生の財産。皆さんも、お子さんに合った教育環境を、ぜひ広い視野で探してみてください。

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