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倍率4倍の壁、都立国際IB合格のリアル

学校選び

都立国際IBコースの倍率が示すもの

皆さんこんにちは、Saoriです。

先日、都立国際高等学校のIBコースに関するニュースが気になりました。倍率4〜6倍という狭き門をくぐり抜けた生徒たちのインタビューが公開されたそうです。

このニュース、日本国内でIB教育に関心がある方には朗報でしょう。ただ私は「日本の公立校でIBが選べる」という事実以上に、倍率の高さに注目しました。

4〜6倍。これは単なる人気校の数字ではありません。日本国内で「IBを公立で学べる」ことの価値を、多くの家庭が認め始めている証拠です。

情報不足の難関にどう挑むか

インタビューの中で、合格した生徒たちが「情報が少ない入試だった」と語っている点が印象的でした。都立国際IBコースは2019年に開設された比較的新しいコースです。過去問や対策ノウハウが十分に蓄積されていない。

ここで私が感じたのは、IB教育に挑む「親の準備」の重要性です。

マレーシアのインターナショナルスクールに子どもを通わせている身として、IBの入試や学習には「家庭全体の運営能力」が問われると痛感しています。単に子どもに勉強をさせるだけでなく、どのカリキュラムを選び、どのようにサポートするか。情報が少ないからこそ、親のリサーチ力が試されるのです。

日本とマレーシア、IB教育の違い

都立国際IBコースの倍率を見ながら、マレーシアのインターでIBを学ぶ環境を考えてみました。

ペナンで有名なUplandsはIB校として歴史が長く、幼い頃からIBの考え方に触れられます。うちのHikariとZenも、毎日の授業の中で探究型学習を自然と身につけています。

一方、日本の公立IBコースは高校からの3年間。限られた時間でIBの思考法を習得するのは、決して簡単な道のりではありません。それでも倍率4〜6倍の競争を勝ち抜く子どもたちがいる。その努力には本当に頭が下がります。

ただ、ここで一つ考えたいのが「コストパフォーマンス」です。

教育投資としてのバランス

都立国際高校は公立ですから、学費は年間約12万円程度。一方、マレーシアのインターは年間80〜150万円。一見すると日本の公立校が圧倒的に安い。

しかし、為替の観点も含めて考える必要があります。現在のレートは1MYR=39.48円(2026年6月14日現在)。この円安基調が続けば、マレーシアのインター費用は相対的に割安に感じられる場面も出てきます。

実際、ペナンでの生活費を含めても、都内で私立一貫校に通わせるより総額が抑えられるケースは少なくありません。教育移住は「贅沢」ではなく、家計全体のリスクヘッジとして捉える視点も必要です。

情報格差をどう埋めるか

今回のニュースで何より気になったのは「情報の少なさ」を合格者自身が課題として挙げていた点です。

都立国際IBコースの入試情報はまだ限られています。合格者の体験談が公開されたことは、これから挑戦する家庭にとって貴重な資料になるでしょう。

ただ、IB教育の本質は「入試を突破すること」ではありません。その先の学習で、いかに探究心を育て、国際的な視野を広げられるか。そこにこそ価値があります。

ペナンで感じるIBの日常

Hikariが通う学校では、毎日の授業で「なぜ?」を問う習慣が身についています。先日も「どうして海の水は塩辛いの?」という質問から、生態系の話まで発展していました。

こうした探究型学習は、日本の受験勉強とは異なるアプローチです。都立国際IBコースでも同じような学びが行われているはず。合格した生徒たちが、これからどのように成長していくのか、とても楽しみです。

教育移住を考えるなら今

日本の公立校でIBが選べるようになったことは、確かな進歩です。ただ、その倍率の高さが示すように、需要に対して供給が追いついていないのも事実。

もし本格的なIB教育を幼い頃から受けさせたいとお考えなら、マレーシアのような選択肢も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

ペナンでの生活は3年半を超えました。HikariもZenも、英語での授業にすっかり慣れ、現地の友達と楽しそうに過ごしています。次女のYukariはまだ1歳半で未就学ですが、この環境で育つことを考えると、言語の壁はほとんどないでしょう。

教育移住は大きな決断です。でも、情報を集め、実際に足を運んでみることで、新しい可能性が見えてきます。都立国際IBコースの合格者インタビューも、その一歩として活用してみてくださいね。

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