みなさん、こんにちは。Saoriです。
最近、円安が加速していますね。2026年6月4日現在、1マレーシアリンギットは40.31円。私がマレーシアに移住した3年半前と比べると、円の購買力は確実に落ちています。
「こんな時に教育移住なんてリスクが大きいのでは?」そう思われる方もいらっしゃるでしょう。でも、私は逆に考えています。円安だからこそ、教育投資の質とコスパを真剣に見直すチャンスだと。
円安が変えた教育費のリアル
マレーシアのインターナショナルスクールの年間授業料は、学校によって異なりますが、おおむね5万〜12万リンギット程度。1MYR=40.31円で計算すると、約200万〜480万円です。
日本国内のインターナショナルスクールは年間200万〜350万円が一般的。一見すると同水準に見えますが、マレーシアの場合、この学費に加えて生活費が日本の3分の2から半額で済むケースが多いんです。
我が家の場合、HikariとZenの2人を通わせて、学費と生活費を合わせた総支出は日本にいた頃の約7割。円安の影響を差し引いても、同じクオリティの教育をよりリーズナブルに受けられている実感があります。
為替リスクを味方につける3つの視点
円安が続くと「今さら移住しても割高では?」と感じる方もいるでしょう。でも、長期的な視点で見ると、むしろ今がチャンスだと思える理由があります。
マレーシアの成長力がカバーする
マレーシアのGDP成長率は4〜6%と、日本の0〜1%を大きく上回っています。つまり、現地で稼ぐ力を持てば、為替変動の影響を相殺できるのです。
実際、我が家もマレーシアで法人を運営し、リンギット建てで収入を得る仕組みを作りました。そうすることで、円安のダメージを最小限に抑えられています。
教育の「質単価」で比較する
同じ学費を払うなら、日本のインターよりマレーシアのインターの方が「質単価」が高いと感じます。
例えば、UplandsやISKLのようなIB校では、ネイティブの先生が多く、少人数制で一人ひとりに目が行き届く。課外活動の選択肢も豊富で、Hikariは水泳、Zenはサッカーに熱中しています。
日本のインターでは同じ学費でも、ここまでの環境はなかなか整っていません。円安で単純比較するより、投資対効果で見るべきだと痛感します。
我が家のコスト最適化術
とはいえ、教育移住にはそれなりのお金がかかります。だからこそ、無駄を省いて賢く回す工夫が欠かせません。
住まいはペナンでスタート
KLのインターナショナルスクールは学費が高めで、家賃も割高。一方、ペナンはKLの7〜8割のコストで同じクオリティの生活が送れます。
我が家もペナンからスタートし、子どもの適応や学校の質を確認しながら、次のステップを考える段階的移住戦略をとっています。最初からKLやシンガポールを目指すより、リスクもコストも抑えられますよ。
課外活動は現地のリソースを活用
日本のように習い事に月数万円かける必要はありません。マレーシアでは、ローカルのスポーツクラブやコミュニティセンターが格安で質の高いプログラムを提供しています。
Zenが通うサッカークラブは月100リンギット(約4,000円)ほど。日本なら月1万円以上かかる内容です。こうした小さな積み重ねが、年間の教育費を大きく変えます。
教育移住は「逃げ」ではなく「攻め」の投資
円安を理由に「今は動けない」と考えるのはもったいない。むしろ、日本の構造的リスク(長期停滞・少子化・教育のガラパゴス化)を考えれば、子どもの未来への投資を先延ばしにするリスクの方が大きいのです。
私自身、移住を決めた当初は「本当に大丈夫か」と不安でいっぱいでした。でも、実際に生活してみると、子どもたちは驚くほど順応し、英語力もぐんぐん伸びています。
Yukariはまだ1歳半で未就学ですが、この子が小学校に入る頃には、さらに環境が整っているでしょう。教育移住は、家族全体の家系戦略として捉えることが大切だと実感しています。
もちろん、撤退のタイミングも見据えています。もし学校が合わなければ、別の学校や国に移る選択肢も持っておく。完璧を目指さず、柔軟に動くことが、円安時代の賢い教育投資の秘訣です。
今日もHikariとZenが学校から帰ってきて、目をキラキラさせながら「今日はこんなことを学んだよ」と話してくれます。その姿を見るたび、この選択は間違っていなかったと確信するのです。
教育移住に「正解」はありません。でも、情報と覚悟があれば、リスクを最小限に抑えながら、子どもに最高の環境を提供できる。ぜひ、みなさんも一歩を踏み出してみてください。

