2026年、教育移住のリアルな費用と本音
こんにちは、Saoriです。マレーシア・ペナンに家族で移住して3年半が経ちました。長女のHikariは小学2年生、長男のZenは年長さんになり、二人ともインターナショナルスクールで毎日を過ごしています。そして、次女のYukariは1歳半。まだまだ甘えん坊で、お姉ちゃんたちの真似をして英語の歌を口ずさむ姿が可愛い毎日です。
さて、先日「2026年こそ教育移住?」というニュースが話題になっていました。プールやジムが付いた100㎡超えの賃貸の家賃など、具体的な金額が報じられていて、私も興味深く読みました。
100㎡超えの家賃、実際いくら?
記事によると、マレーシアの高級コンドミニアム、プールやジムが完備された100㎡超えの物件で、家賃は月額3,000〜5,000リンギット程度だそうです。最新為替情報では1MYR=40.15JPY(2026年5月18日現在)ですから、日本円で約12万〜20万円。東京の同条件の物件と比べると、かなりお得に感じる方も多いでしょう。
我が家もペナンで同様の物件に住んでいますが、実際のところ「プールやジムが付いている」というのは、子育て家族にとっては想像以上に大きなメリットです。HikariとZenは週末になるとプールで泳ぎ、学校から帰るとジム横のキッズルームで遊ぶ。生活の質が明らかに上がりました。
教育費のリアルな内訳
気になるのは教育費です。ペナンのインターナショナルスクールの場合、年間授業料はおおむね4万〜8万リンギット(約160万〜320万円)。東京のインターと比べると半額以下ですが、それでも決して安くはありません。
我が家の場合、HikariとZenの二人分で年間約12万リンギット(約480万円)。これに加えて、教材費やスクールバス代、課外活動費が別途かかります。ただ、日本の私立小学校に二人を通わせるよりは、総合的には安いというのが実感です。
「2026年」が意味するもの
なぜ「2026年」が注目されているのか。それは、日本の教育制度の大きな転換期と関係があると私は考えています。IB(国際バカロレア)の導入が進み、公立校でも英語教育が強化される。しかし、そのスピードは決して速くありません。
実際、私が日本で教員をしていた時の感覚からすると、現場の変化は非常にゆっくりです。「自ら教育を選ぶ」という視点が、まだまだ浸透していないと感じます。
一方、マレーシアのインターナショナルスクールでは、子ども自身が「何を学びたいか」を選ぶ機会が日常的にあります。Hikariが「今日は図書館で恐竜の本を調べたよ」と話す姿を見ていると、日本の詰め込み教育との違いを痛感します。
本当に必要なのは「覚悟」と「計画」
教育移住を考える時、多くの方が「費用」や「学校選び」に注目します。もちろん、それらは重要です。しかし、私が3年半の生活を通じて最も大切だと感じているのは、「家族の覚悟」と「具体的な計画」です。
特に、撤退戦略を考えておくことは、経営者の皆さんには馴染み深いでしょう。移住は「成功」か「失敗」かの二択ではありません。途中で方向転換することも、戦略の一つです。
我が家の場合、まずはペナンで3年間、様子を見る計画でした。そして今、次のステップとしてクアラルンプールへの移行を検討し始めています。段階的に環境を変えることで、子どもたちの適応負荷を減らし、確実に成長させていく。これが、私たちの家系戦略です。
まとめ:教育移住は「投資」である
教育移住は、単なる「贅沢」や「逃げ」ではありません。日本の構造的リスクに対する、合理的なリスクヘッジです。そして何より、子どもの未来への投資です。
2026年という年が、あなたの家族にとっての「始まりの年」になるかどうか。それは、どれだけ具体的な情報を集め、現実的な計画を立てられるかにかかっています。
もし少しでも興味があれば、まずは一度、マレーシアに遊びに来てみてください。実際の空気を感じることが、何よりの判断材料になるはずです。

