こんにちは。マレーシアで教育移住生活を送っている筆者です。
最近、教育移住を検討されている方から立て続けに相談を受けました。その内容が実に興味深かったんです。
「マレーシアのSaoriインターナショナルスクールに入学させたいんですが…」
学校名を聞いて、私は思わず「ちょっと待ってください」と言いました。なぜなら、その学校は特定のビザでは入学できない可能性があったからです。
意外と知られていないビザと学校の関係
教育移住を考えるとき、多くの方はまず学校選びから始めます。カリキュラム、学費、立地、評判…。確かにこれらは重要です。
でも、ちょっと待ってください。
実は、マレーシアのインターナショナルスクールの中には、ビザの種類によって入学を受け付けない学校があるんです。これ、意外と知られていない事実なんですよね。
「とりあえず海外に出たい!」という方なら問題ありません。でも「この学校に通わせたい!」という明確な希望がある方は要注意です。
私も実際、知人が希望校に入学できなかったケースを目の当たりにしました。MM2Hビザで来たのに、その学校は就労ビザか学生保護者ビザしか受け付けていなかったんです。
ビザ選びのポイント
マレーシアの主な長期滞在ビザには以下があります。
- MM2H(マレーシア・マイ・セカンド・ホーム)
- 就労ビザ
- 学生保護者ビザ(ガーディアンビザ)
- デジタルノマドビザ(DE Rantau)
それぞれに条件や制約があります。学校によっては「就労ビザのみ」「MM2H不可」といった制限を設けているところも。
これは学校側の事情もあります。ビザの種類によって、教育省への報告義務が異なったり、手続きの煩雑さが違ったりするからです。
生活面でのサポート体制も重要
さて、ビザが無事に取得でき、希望校に入学できたとします。次に待っているのが「生活」という現実です。
先日、「メイドさんってどうやって探すの?」という質問を受けました。確かに、これも重要な問題ですよね。
マレーシアでメイドさんを雇う方法は主に3つあります。
- 知人からの紹介
最も信頼できる方法です。実際に雇っている人からの紹介なら、人柄も分かりますし安心です。 - エージェントを通しての紹介
プロのエージェントが間に入るので、契約面でのトラブルは少ないです。ただし手数料がかかります。 - 専門サイトから探す
最近はオンラインでメイドさんを探せるサイトも増えています。選択肢は多いですが、見極めが必要です。
私自身は知人の紹介で素晴らしいメイドさんに出会えました。子どもたちも懐いていて、本当に助かっています。
2026年から変わる一時帰国時の免税制度
そして、もう一つ重要な変更点があります。
2026年4月から、海外居住者の一時帰国時の免税制度が変わります。これまでは免税で購入した商品を先に海外へ送ることができました。
しかし、新制度ではこの方法が使えなくなります。
「えっ、それって結構不便じゃない?」
はい、その通りです。特に大量の日本製品を購入して送っていた方には影響が大きいでしょう。
私も年に数回の一時帰国時には、子どもの学用品や日本の食材をまとめ買いしていました。それを免税で購入し、先に送れたのは本当に便利でした。
今後は計画的な買い物が必要になりそうです。
教育移住は「総合的な生活設計」
教育移住というと、つい「教育」にばかり目が行きがちです。でも実際には、ビザ、住居、生活サポート、税制など、考えるべきことは山ほどあります。
特に経営者の方々は、日本のビジネスとの往来も頻繁でしょう。そうなると、税制の変更は経済的にも大きな影響があります。
私がお伝えしたいのは、「準備の重要性」です。
希望する学校がどのビザを受け入れているか。生活サポートをどう確保するか。税制の変更にどう対応するか。
これらを事前に調べ、準備することで、スムーズな教育移住が実現できます。
最後に
教育移住は、子どもの将来への投資です。でも同時に、家族全体の生活の質を左右する大きな決断でもあります。
「とりあえず」ではなく、しっかりとした準備と情報収集が成功の鍵です。
ビザの種類一つとっても、その後の生活に大きく影響します。メイドさん一人雇うのにも、様々な方法があります。税制の変更も、早めに知っておけば対策が立てられます。
教育移住は確かに素晴らしい選択肢です。我が家も、この決断をして本当に良かったと思っています。
でも、それは十分な準備があってこそ。
これから教育移住を検討される方は、ぜひ「教育」だけでなく「生活全般」を見据えた計画を立ててください。そうすれば、きっと充実した海外生活が待っているはずです。
次回は、実際にビザ選びで失敗しないための具体的なチェックリストをご紹介したいと思います。
それでは、また!

